崎戸:スズキ、池島:巨大エイ、寄船:イサキなど
4月、ヤクルトスワローズの予想外の好調と相反するように、私の釣りは完全に絶不調に陥っていました。聖地崎戸で2連敗を喫し、それならばと満を持して挑んだ平戸・生月では遠投かご釣りで浮き沈まず、投げ釣りでは最大23Cmのキスに留まりました。こんなことってありますか?あなたらなら、あるでしょう。
しかし、5月、初旬にキスマンションで30匹ほどのキスを釣り、スランプを克服すべく5月中旬に挑んだ崎戸の小波止では40Cm台のキビレチヌ、チヌ、コロダイを確保し、だんだん釣り勘を取り戻してきました。なお、20時頃にチヌを釣った後に、小波止の背後の塀のすぐの処で、なにかしらの動物が咆哮しながら塀に沿って繰り返し走り廻っていました。草をしだく足音が大きくて、九州には熊はいないため、おそらく猪と思われました。突き落とされるとそこは海なので、念のため1本の三脚の先端を見知らぬ敵の方向に向けて身構えていましたが、幸い猪突猛進することはありませんでした。よかったです。
5月下旬、ふたたびの崎戸。夕まずめに幸先よく今年、初めてのヘダイ。ヘダイはおいしい魚で、昨年まではぼうず逃れにも貢献してくれていましたが、今年はなぜか釣れてくれません。その後、しばらく沈黙の時間の後、3月以来のスズキ71Cm (図1)。その1時間後に空き地に車が止まり、ご夫婦が近づいてきました。
“何を釣っているのですか“
“コロダイ、チヌ、ヘダイ、マダイ、ヨコスジフエダイなどです“と夜の投げ釣りで釣れるであろう魚を節操なく口にする私。
“ひょっとして、ナカシマ先生ですか?”
“そ、そうです”、どぎまぎする私。
“ブログ、読んでいますよ“
“ありがとうございます”、有頂天になる私。
“エサはバナメイエビですか?“
ブログを読みこんでくれている、とさらに有頂天になる私。
“エサはバナメイエビと岩虫です”
とここで右端の竿の道糸が走り、水面直下で顔を現わした魚はスズキ62Cmでした。
“すごいですね“
“1時間前にスズキ71Cmも釣れました”、調子に乗って自慢してしまう私。
“頑張ってください”、とヤエン釣りが目的のご夫婦は帰ってきました。
図1:スズキ71Cm
6月初旬、長与のキスマンションで57匹のキスを釣って、いよいよ夏の魚のシーズンです。ちなみに私はキスマンションを琴海町にもう1件、キープしています。私は夜の投げ釣りが専門ですが、キスの明確で、小気味のいい当たりも大好きです。6月中旬、池島では今年、最大の大物に出会いました。図2をご覧ください。玉網のサイズ:67Cm×58Cmを完全にはみだしているエイさん。海面の巨大エイさんを見た瞬間に、針よ外れてくれ、と念じましたが、こんな時に限って、針は外れないものなのです。イカ餌を食ってきたため、この海域ではイカを用いるのが怖くなりました。夜は寸足らずのイサキや40Cm弱のコロダイが釣れましたが(エさんは3匹)、夕暮れ時と夜明け後に合計4匹のイラが釣れ、イラ祭りの1日でした。
図2:巨大エイさん
6月下旬、遠投かご釣りに従事すべく2月以来の寄船を訪問しました。水深は左方向が8m、右方向が10-12mで、表面海水温:24.6度と暖かい海でした。撒き餌は生オキアミ、付け餌はボイルオキアミというハイブリッド作戦です。沈降速度は生オキアミ>>ボイルオキアミですが、ボイルオキアミを針に装着することによって沈降速度を遅くすることによって、つけ餌と撒き餌を同調させやすくする目的です。1投目、ベラ。2投目もベラ。ともに放流しましたが、久しぶりに沈みゆく浮きを経験して、今日は大丈夫な感じもします。
“釣り始めの遅かとね“
“夜釣りに来ましたから”、と今回は朝までの私。
“向こうで釣っていた人が、夜は釣れん、といっとったばい“
“そ、そうなんですね、でも頑張ります”、と明るく涙ぐむ私。
21時頃に浮きが突然に消滅し、チヌ38Cm。夏痩せしていました。その30分後にイサキ32Cm(図3)。目がびっくりしたように、まん丸していました。久しぶりの堤防イサキで、嬉しかったです。群れが入ってきたかも、という期待も空しく、イサキは来ず、浮きが入ったり、沈んだりという中途半端な当りが頻発し、小アジが6匹ほどかかりました。小アジの半身を刺身にするととろっとする食感で、大人アジの刺身よりおいしいと思っています。大きめの針を使っていたので、小アジ釣りには全く不適でしたが、この場所で夜に小アジに特化して狙うとかなり数が見込めると思います。朝まずめは最初より太ったチヌ、小ダイ2匹、アラカブで終了となりました。夜は海難事故にならないように細心の注意を払っているため、朝はすっかり注意力を失っています。そして、私はまたやらかしたのです。荷物を車に積み込んだ後にごみ袋を括ったキャリーカート(私の盟友)を忘れてしまったのです。帰宅中途に気づいた私には、釣り場にもどる体力は残されていませんでした。
図3:堤防イサキ
翌朝、私は一計を講じることにしました。
“キャリーカートを一緒に取りに行こう“、雨が降る中、寄船に戻ることが億劫でした。
“遠いでしょ”
“西彼杵半島の最北端。潮通しもよい”
“関係ない”
“いい道の駅もあるとよ”
“どうせ、寄らないでしょ”、と妻。
完全に読まれている、と若干狼狽しましたが、私には切り札がありました。
“おいしいランチをおごるばい“
“ほんとう?“
“もちろん”
その1.5時間後、夜通し雨に打たれたキャリーカートと付随するごみ袋に再開することができました。つらかったね、です。
場面は変わり、その素敵なランチは確かに素敵だったのですが、これは確信犯でも何でもないことを信じてもらえたら、と思いますが、私は財布およびpaypayアプリが入ったスマートフォンを自宅に忘れてしまい、妻に昼食をおごってもらう顛末となりました。次回、挽回の予定です。
