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心筋梗塞と気づくためには?

急性心筋梗塞は生命に関わることもある病気です。一方、長崎みなとメディカルセンターでの検討では、急性心筋梗塞発症時に心臓病を最初に思い浮かべる患者さんの頻度は38%にすぎませんでした。発症から治療までの時間は生命に、そして退院後の生活に深く関わってきます。もし、あなたが突然の胸痛または呼吸困難を自覚し、次のふたつの条件を満たしていたら、急性心筋梗塞を疑って下さい。

 

  1. 冠危険因子があること.危険因子は心筋梗塞の発症頻度を高める疾患および生活習慣です。高コレステロール血症、糖尿病、高血圧、喫煙、肥満、家族歴(身内の方に)および睡眠時無呼吸症候群が代表的な危険因子となります
  2. 年齢:男性 ≥ 30y, 女性 ≥ 40y. 図に長崎みなとメディカルセンターにおいて発症後24時間以内にカテーテル治療を行った患者さん:1059例での各年代における男女別の発症頻度を示しています。40歳未満で発症した男性の頻度は2.1%で、50歳未満で発症した女性の頻度は1.7%でした。また、男性では80歳未満での発症頻度:83.8%に対して、女性では44.0%であり、発症年齢に関して男女間では顕著な差異を認めています。すなわち、男性では働き盛りでの発症が多く、女性では後期高齢者になってからの発症が多いといえます。

 

もし、10分以上の胸痛(呼吸困難)が出現し、上記のふたつの条件を満たしたら、あなたは何をするべきでしょうか?それはただひとつです。ただちに119 callしてください。カテーテル治療が可能な病院を受診するまでの時間は、119 callした方が、かかりつけのクリニック、病院を受診してから行く先を決められるよりも早いことが分かっているためです。

自分で急性心筋梗塞ではないかと疑い、直ちに119 callするー心筋梗塞発症時のあなたの運命はあなた自身の行動に関わっている部分も大きい、ともいえるでしょう。

 

年齢別の男女の発症頻度2

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