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池島で投げ釣り・セミファイナルーブリを頂くー

[2023.11.28]

10月中旬から11月中旬にかけても私の快進撃は止らず(これ、自慢です)、崎戸大島界隈で60Cm前後のお友達(コロダイ)2枚、脂ののったチヌを複数枚、仕留め、かつ、池島では中型のコロダイ:3枚に加えて、巨大エイやサメまで釣り上げてしまったのでした(図1, 2)。巨大エイ、サメは自分の仕掛けの強度に自信を深めさせてくれました。

図1:巨大エイ

図2:サメさん

2023年の夜釣りのフィナーレの前夜祭をせんばいかん、と心に決めた私は、11月下旬に池島に乗り込みました。到着時は完全に日が暮れ、北側と南側の堤防の灯りが寂しく明滅しています。潮廻りは小潮で激流になりやすいこの界隈ではちょうどよい潮廻りで、干潮:20時40分、満潮:翌朝2時4分です。

 

風速:5m-6mはあり、気温も10°前後でしたが、完全防寒で挑んでいたため、さほど寒くはありません。開始早々に塩焼きサイズの真鯛をゲット。間を置かずドラグ音が響き、道糸が20-30mほど引き出される大魚を予感させる当たり。フッキングは決まったのですが、強い魚の抵抗に“こりゃまた、巨大エイかも”という不安感が魚に一瞬の隙をみせてしまい、14号のフロロカーボンハリスが切断されました。おそらく岩角にすれたのでしょう。仕掛けの結紮部で切れていなかったので、残念ですが、しょうがない、ともいえます。

 

20時40分、正面からやや右に投入していた仕掛けに食いついた魚は、コロダイ:50Cm(図3)。明日の魚料理が決定し、密かに喜ぶ私。その後はしばらく沈黙の時間が流れ、コンビニで購入したシャキシャキレタスサンドなどで空腹を満たします。ちなみに釣り場でのお酒は海難事故のリスクを高めるため、厳禁です。

図3:コロダイ50Cm

 

22時20分には元気な引きでヘダイ:35Cm。これはこぶ締めやね、と呟く私。そして、この夜のその時は22時30分でした。先ほどと同じく正面からやや右に仕掛けを投入していた竿が海中にダイブしそうになり、なめちゃいかんよ、と大合わせ。先ほどのコロダイよりも明らかに抵抗が強く、途中でリールが巻けなくなりそうになりましたが、その際は竿先を天高くあげてこらえる、などの作業をして、コロダイ:65Cmが堤防に上がってきました(図4)。今年の私が釣ったコロダイの最大サイズで、ありがとう、です。

図4:コロダイ65Cm

 

0時頃に一番右の竿に強烈な当たりがありましたが、竿を立てることすらできず、針が外れて魚は遁走。たぶんとれていれば、70Cmオーバーは間違いない感触でした。次、会おうな、と負け惜しみをいいながら、車で仮眠をとりました。

朝まずめは午前4時から釣り開始。ヨコスジフエダイ、チヌ(痩せていました)、コロダイが来てくれて、その集合写真が図5です。さすがに食べきれないと思ったので、写真撮影後にコロダイは無罪放免としました。さらに午前6時にイサキ:40Cmが釣れてしまい、これにて業務終了としました。

図5:ヨコスジフエダイ、コロダイ、チヌの集合写真

 

私が後片付けを始めた時と同じくして、地元の初老の男性がアジの泳がせ釣りを始めています。後片づけの手を休めて、ぼんやり眺めていると地元の方が突然、魚とのファイトを開始し、みると竿が急峻に屈曲しています。地元の方はタモを持ってきてはいないようでしたので、

“タモ入れしましょうか“、と私。

”頼むばい”、

いったん収納したタモを再びセットして、待ち受けていると何とブリ、ブリがぶりぶりと姿を現したではありませんか。無事にタモ入れを済ませ、堤防上で跳ねるブリ。

“持っていかんね。タモ入れのお礼たい”、と鷹揚に宣う地元の方。“はよう、血抜きばせんね”

“ありがとうございます”、と私。速攻でエラをハサミで切断すると、思いのほかの出血量で、ブリは血の気の多い魚のようです。ブリも仲間に入って、クーラーはおなかいっぱいと悲鳴をあげています。

タモをロッドケースに再び仕舞うと何とおじさんがまたも竿を曲げている。えっ、と絶句する私。仕舞ったタモがまた再び活躍。先ほどよりも大きいブリで、同じく、持って帰るようにすすめて頂きましたが、すでにクーラー満タンなので、泣く泣く辞退しました。

 

実は私の2023年の目標は、“ブリを釣る”、ことでしたので、ブリをかけた後のイメージトレーニングは十分にできました。後はルアーで釣るだけです。12月が目標の月です。

 

今回は釣れた魚種が多彩で、ブリも仲間入りしたため、総重量が10Kgを超えてしまいました。図6は夜に食した“6種の魚のトマトオーブン焼き”で、いろんな魚の味がご飯に移行し、おいしかったです。その後も魚料理の日々が続き、たまには肉も食べたいという思いにもなりましたが、晩秋から初冬は魚が力強さを増し、美味にもなるため、12月の夜釣りファイナルも頑張るぞ、と決心しました。

図6:6種の魚のトマトオーブン焼き

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