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海へー寄船での投げ釣りー

[2022.04.11]

4月4日に11年ぶりに行ってきました、海釣りへ。釣り方にもいろんな方法がありますが、私は投げ釣りが専門で、3本の竿を広く投げ分けて魚のあたりを待ちます。また、釣る時間帯は夜です。その理由は夜になると何気ない堤防にも大型の魚が警戒心を解いて近づき、食事をするためです。その通り道に釣り餌を置いて、魚が食ってくれることを期待する釣法です。主なターゲットとなる魚種ははチヌ、マダイ、コロダイ、マゴチなどです。

 

その日は、西彼杵半島の北端にある寄船を釣り場と定めました。この場所は対岸の俵ヶ浦半島との間の海峡筋になっており、潮通しのいい場所です(写真1)。基本的に泳いでいても気持ちがいいのか、潮通しのいい場所が魚影が濃くなります。過去の釣果としては、70Cm前後のマダイ、コロダイを釣り上げた経験があります。

 

この日の狙いは産卵期を迎えて、接岸してくるであろう、チヌです。別名でクロダイとも呼ばれますが、外洋から回遊してくるチヌの顔はやや青みがかったところがあり、黒ではありません。

 

寄船につくと浮き釣りの方とルアー釣り(疑似餌を投げて、釣る方法)の方がいました。浮き釣りの人に御挨拶した処、チヌを何枚か釣っており、今からはアジ釣りをするとのことでした。

 

私は堤防の先端に釣座を構えて、3方向に投げ分けるつもりでしたが、久しぶりの釣りで、うっかりしてしまい、竿を2本しか持ってきておらず、2方向となりました。餌は通販で購入した岩虫です。虫体が太く、動きはありませんが、その独特のにおいが魚の食欲をそそる、と思われる餌です。18時過ぎにさっそく竿を引きずるあたりがあって、まあまあの引きで、上がってきたのは、イラ44Cmでした(写真2)。イラは40Cmを超えるとかなり大きな部類となります。

 

日が暮れて眼前には複数の潮目ができて、海の雰囲気はよかったのですが、いまひとつ勘が戻らない面もあって、魚信を得ることはできませんでした。海水温は冷たく、海の中はまだ冬の気配でした。

 

イラは湯引きと鍋がおいしく、火曜日に完食しました。天(ねこです)も大喜びで、2枚の湯引きをたいらげました。次回は気になる場所があるので、昼間に地形や潮流を確かめるために、行ってこようと思っています。

 

写真1

 

写真2

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